宇部三菱セメントは2023年頃を想定した『ありたい姿』として、社内各部署・各人のスキルアップによる「匠の集団」を形成し、販売店や生コン、二次製品、ゼネコンなど取引先との戦略的パートナーシップ構築を目指し取り組みを進めている。19年度からは13年度以降、2回にわたる中期経営計画をブラッシュアップさせた中期経営計画に取り組んでいる。今年度から井本社長、平野副社長の新体制のもと、『ありたい姿』の実現に向けた最終ステージとして、「販売力の強化」「経営支援ツールの構築」「人材力の強化」の3つの強化策を柱に取り組む同社の現状と今後の展望を紹介する。
宇部三菱セメント
特集
ベルテクスコーポレーションは10日、同日開催の取締役会で子会社のゼニス羽田とホクコンを合併し、社名を「ベルテクス」に変更することを決めたと発表した。合併期日は4月1日。両子会社の合併に伴ってグループ内組織を再編し、その他の子会社や孫会社の商号変更・合併なども実施する。今後、グループの融合・一体化、経営資源の有効活用による業務効率化と生産性向上をさらに推進していく方針だ。
ベルテクスコーポ―レーション、グループ内組織を再編
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栃木県南部生コンクリート協同組合(西畑宜昭理事長、8社8工場)は1年ぶりの値上げを決定した。生コンの販売価格を現行から㎥1000円引き上げ、建設標準物(18‐18‐25)で1万4500円とする。大手建設業者向けは4月1日以降の新規引合受付分から、地元建設業者向けは先行して適用する。1月21日の登録販売店会議で表明。新型コロナ感染防止の観点から販売店経由で需要家の理解を求めていく。栃木県内の生コン業界では組合組織率の改善を背景に、市況対策が進展している。栃木北部協組は昨年4月に1600円値上げし、一部が今年2月の調査会表示に反映された。栃木西部も今年度に表示が上伸しており、栃木中央は4月から1000円値上げを実施する。
栃木県の生コン、市況対策が進展
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2020暦年のセメント生産量(クリンカ出荷含む)は5708万3千㌧で前年比2・1%減少し、クリンカ生産量は4856万8千㌧(エコセメント用除く)で1・6%のマイナスとなった。セメント協会の集計。20年4月1日現在の生産能力を基にしたキルン稼働率は89・5%となり、前年より0・9ポイント下がった。稼働率が90%を下回ったのは4年ぶりとなる。セメント国内需要は20暦年が5・2%減となり2年連続のマイナス。暦年ベースで、1966年以来54年ぶりに4000万㌧を割り込んだ。セメント生産量・クリンカ生産量ともに前年実績を下回った。
セメント工場稼働率、20暦年は89・5%
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[セメント新聞]2021.2.22 UP
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