過去の特集・情報

アグリゲイト

2019.1月

2018.12月

 

首都圏骨材事情、生産・輸送限界近づく、好条件取引に優先供給も    [2019.1.28号]

首都圏では年度末に向け、骨材不足により生コン出荷が停滞する事態が懸念される。石灰石は内陸品(陸送品)に加え海送品の不足感が強まり千葉の山砂(細骨材)の出荷は高水準で推移する。一方、設備老朽化や人手不足により生産や輸送は限界に近づき好条件の取引に優先的に供給せざるを得ない状況にある。首都圏の骨材業界を取材した。

 

井上聰一郎山梨県砂利組合連合会会長に聞く

峡南地区早川町でリニア工事本格化へ、富士川水系3組合連携し砂利安定供給    [2019.1.28号]

今年以降、山梨県のリニア中央新幹線工事が本格化する。峡南地区の早川町ではNATM工法により南アルプストンネルを掘削中で、生コン打設が始まるとピーク時に1日1千㎥規模の打設が計画される。トンネル本体工事での生コン需要は約40万㎥、NATM工法の吹付用を含めると骨材需要は100万㌧以上と推定されており富士川水系の河川砂利・砂業者が連携して安定供給に努めていく。井上聰一郎山梨県砂利組合連合会会長に概況と方針を聞いた。

 

特集    [2019.1.28号]

 

寒風 石工事需要開拓へ、ゼネコンなど営業強化

寒風は2016年11月に創業70周年を迎えた。「地域のために、そして地域の方々に愛される会社でありたい」という理念のもとに砕石・石材などの事業を展開する。同社の現状と方針について取材するとともに、菅原廣悦社長が理事長を務める秋田県採石業協会の概要について聞いた。

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

鹿児島県骨材調達協議会、海砂採取枠減少に歯止め、19~23年度全県で年間98万㎥    [2019.1.14号]

鹿児島県は18年12月28日、鹿児島県公共事業等骨材調達協議会を開催し19~23年度までの5年間の海砂採取予定数量(採取枠)について全県で年間98万㎥に決定した。18年度の採取枠100万㎥からの微減で2000年以降の採取枠の減少基調に歯止めがかかる、海砂業界の事業継続を後押しする取り決めとなった。

 

熊本砕石共販協組、骨材需要ピークに、地震復興や市街地再開発も    [2019.1.14号]

熊本砕石共販協同組合(髙岡弘一理事長、4社6工場)は熊本地震の復旧・復興や熊本市内の市街地再開発など工事が集中して骨材需要がピークを迎えるなかで、安全や社員の労務管理に注力して操業日数の増加や操業時間の延長により増産を図り骨材の安定供給を継続している。

 

 

特集    [2019.1.14号]

 

フクタ、岩手県北内陸の骨材需要支える、砕砂乾式ライン増設、区域拡張原石30年分確保へ

フクタ(本社・岩手県二戸市、中田勇司代表取締役社長)は、県北内陸地区を代表する砕石会社としてエリア内のコンクリート用骨材需要を支えており、出荷が堅調の砕砂の乾式ラインを増設した。19年度には原石の安定確保に向けて採石区域の拡張を計画。社員の若返りと相まって品質管理体制の整備にも注力する。木村守専務取締役に概況と方針を聞いた。

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

愛知県砂利協同組合、山砂資源確保へ陳情、行政と連携し採取地開発を    [2018.12.24号]

 

豊田、瀬戸、尾張旭市の砂利・砂製造業者で組織する愛知県砂利協同組合(平田俊道理事長、14社)は県に対して山砂資源確保の施策や規制緩和を要望する。現行で最長1年の砂利(洗浄)プラントの認可期間について最長3年への延長を求めている。一方で大手2社を除く大半の組合員が採取地を有せず、原石確保を主に珪砂鉱山からの購入に依存しているため県有林(保安林)の開発による採取地の確保に向けはたらきかけを進めていく方針である。

 

 

岩手県中央砕石業協組員、年明けから値上げ交渉、骨材需給ひっ迫感強まる    [2018.12.24号]

 

県内陸部の盛岡市、花巻市等を販売エリアとする岩手県中央砕石業協同組合(千葉和弘理事長、9社)の組合員各社は来年4月からの骨材値上げについて年明けから交渉を開始する模様だ。各社は値取り分を軽油価格の上昇など資機材・燃料のコストアップ分に転嫁するとともに、社員の高齢化が進むなかで若年労働者を増やすための人材確保に充当する考え。個人事業主の傭車の廃業も相次いでおり骨材ダンプの確保に向け輸送費(運賃)への転嫁も図っていく。

 

 

特集    [2018.12.24号]

 

カワムラ川村靖社長に聞く、適正価格念頭に健全経営、「長く続く会社」に

 

静岡県中部を代表する骨材会社カワムラの代表取締役社長に創業者から4代目の川村靖氏が就任した。同社は砂利・砂採取と採石の両輪で原石を確保し、ユーザーニーズに対応した骨材を供給。人材確保に向け、社員が働きやすい環境づくりに力を注ぐ。川村靖社長に方針を聞いた。

 

クローラ―ドリル

 

クローラドリルは、鉱山や採石場において、火薬充填のためのせん孔を行う重要な役割を担っている。せん孔効率の向上や正確性、安全性、また、燃料消費量、振動、騒音、CO2排出の低減など様々な性能に加え、近年では、オペレーターの高齢化にともなう簡易な操作性も求められている。特集では、エピロックジャパン(本社・神奈川県横浜市)と古河ロックドリル(本社・東京都中央区)のクローラドリルの性能や実績などを紹介する。

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

栃木県砕石工業協組員、運転手の労働条件改善へ、骨材受入時のコンプライアンス順守を    [2018.12.10号]

 

栃木県砕石工業協同組合(青木栄久理事長、26社)は「価格適正化なくして首都圏を支える栃木産骨材の安定供給は難しい」と警鐘を鳴らす。生産・輸送能力の維持が難しくなる一方で骨材需給のひっ迫は続いており、組合員各社は10月以降関東の生コン協同組合や合材工場に対し、骨材輸送を支える運転手の労働条件の改善など窮状を訴える活動を進める。組合員各社に需給動向や価格適正化の進展、流通に介在するダンプディーラー(輸送・販売業者)を含む輸送問題を聞いた。

 

長崎県、海砂採取限度量検討委、「限度量250万㎥維持」を提言    [2018.12.10号]

 

長崎県海砂採取限度量に関する検討委員会は11月20日、限度量の現状維持を結論とする提言書を県知事に提出した。19~23年度の5年間の県内の海砂採取限度量について「現在の限度量250万㎥を維持すべき」、コンクリート用骨材の主要採取地の壱岐海域における海砂採取限度量について「現在の限度量175万5千㎥を維持すべき」とするもの。骨材需要の急激な変化によって砂が不足する事態に対しては需要状況の把握を行い、県全体の限度量の上方修正も検討されるべき、併せて壱岐海域の限度量も検討されるべきとした。

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

岡寛愛媛県砕石工業組合理事長に聞く、砕石業界存続へ骨材の地産地消を    [2018.11.26号]

 

愛媛県砕石工業組合(岡寛理事長、16社)は石灰石骨材の移入による県内産砕石のシェア低下を業界存続にかかわる問題とし、骨材の地産地消に向けた陳情活動に取り組んでいる。組合員合計の17歴年出荷量は前年比6%増の239万トン(うちコンクリート用183万トン)となったが、18暦年は減少に転じ第3四半期累計で前年同期比13%減。生産量の約6割を占める東予地区での大型物件の工事完了による減少が響いた。岡理事長に砕石業界の現況を聞いた。

 

首都圏骨材窮状打開へ、軽油高騰で月300万コスト増、需要家選別で適正利潤確保へ    [2018.11.26号]

 

首都圏の骨材需要が本格的に動き出し、骨材や車両不足が顕在化している。一方、値上げについて、明暗が分かれるものの多くの骨材業者は年末または年度末までに決着を急ぐ。首都圏に骨材を供給する砕石、砂、販売、輸送会社を取材した。

 

 

特集    [2018.11.26号]

 

奥多摩工業・青梅工場、プラントリニューアルで原石確保、硬質砂岩年産100万トン体制継続

 

奥多摩工業(本社・東京都立川市、松川昌則社長)・青梅工場は、約30年ぶりとなるプラントのリニューアル工事を完工し6月から本格的な運用を開始した。老朽化していた一次系設備を一新するとともに、原石の搬送方法を変更して立坑関連設備を廃止。既存の採石区域で約20年分の原石確保を可能にした。同社資源本部の平野博久執行役員本部長、藤田和幸青梅工場長兼生産課長に概況を聞いた。

 

S・S会千葉見学会、砕石場と同等コスト、数々のアイディア参考に

 

千葉県の細骨材や東京、埼玉、神奈川県の砕石業者をはじめ、販売、陸送、海運業者で組織するS・S(サンド・ストーン)会は10月23日、千葉石産・吉野山砂採取場(千葉県君津市)と丸和建材社の木更津港事業所(木更津市)で見学会を行った。砕石や同業の山砂業者は「採取場は埃も無くプラントも整備が行き届いている」とし、木更津港事業所について「プラントの自動化を含め効率の良い作業をしている」、両社について「社員の対応の良さに感心した」と評価した。

 

 

 

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

武甲鉱業、石灰石骨材の出荷制限徹底、割当量以内の引き取りを    [2018.11.12号]

 

 

石灰石骨材が足りない――。関東最大生産規模の武甲鉱山を運営する武甲鉱業(埼玉県日高市、福岡洋一社長)は年度末の繁忙期に向け、在庫切れを防ぐため石灰石骨材(粗骨材)の出荷制限を徹底する方針だ。7月から販売店3社を通じユーザーの生コン工場に対して毎月の出荷量を割り当てる出荷制限に移行したが、石灰石指定物件の増加、内陸品や一部海送品の流通量の減少もあり綱渡りの供給が続く。下期の出荷量を抑制して販売店やユーザーに割当量以内の引き取りを強く求めていく。

 

市岡博文福井砂利協同組合理事長に聞く、北陸新幹線工事向け骨材不足回避へ、陸砂利、砕石増産   [2018.11.12号]

 

福井県では2023年春の開通を目指し北陸新幹線工事がピークを迎え生コンおよび骨材の不足が地方新聞で取り上げられている。嶺北地区(福井市、坂井市等)の陸砂利業者、砕石業者で組織する福井砂利協同組合(市岡博文理事長、7社)の組合員5社は生コン用骨材を製造し、新幹線工事向けの安定供給に努めている。市岡理事長に現況と方針を聞いた。

 

 

特集    [2018.11.12号]

 

日本砂利協会関東支部関東骨材対策協議会、需要減・他骨材と競合し価格適正化道半ば

 

日本砂利協会関東支部(佐藤茂秀支部長)は10月16日、都内で支部7県(千葉、茨城、栃木、山梨、埼玉、群馬、神奈川)による第5回関東骨材対策協議会を開催した。埼玉県の伊田議一副支部長が議長を務め生産動向や市況、各県で異なる砂利採取法や関連法の運用等について情報交換した。東京湾岸など一部地区を除き需要家の生コン出荷量は減少基調である。代替のききにくい天然砂の需要は堅調であるのに対し、砂利は他骨材との競合でシェアが低下。生コン用骨材の価格適正化も道半ばであり、各社の経営は厳しさを増している。

 

 

ダイナミック生コン・再生骨材プラント、愛知県初の再生コンクリート実用化、L・MのJIS取得目指す

 

大手砕石会社柴田興業グループのダイナミック生コンはL級の再生粗骨材の製造に着手し、6月に愛知県内で初めての再生(再生骨材)コンクリートを出荷した。再生コン実用化への本格的な取り組みは東海地区で初めてとみられ、砕石、生コン、リサイクルを多角展開する強みを生かして事業確立を図る。県工事での採用に向け、L級の再生コンクリートを愛知県リサイクル資材評価制度「あいくる材」の認定資材に申請済み。来年度中に再生骨材コンクリートL(JIS A5023)、自社の砕石(バージン骨材)との混合使用で同M(同5022)の取得を目指す。加藤繁明専務取締役(柴田興業専務取締役)と安達克己副工場長(品質管理責任者)に方針を聞いた。

 

 

copyright © CEMENT SHIMBUN All rights reserved.